2026.07.29 / Journal
常時SSL化とは?SEO効果と移行時に注意すべきポイントを解説


常時SSL化(HTTPS化)とは?基本的な仕組みを解説
常時SSL化とは、Webサイト内のすべてのページの通信を暗号化し、URLを「http://」から「https://」に統一することを指します。SSL(Secure Sockets Layer)は通信を暗号化する技術の名称で、現在はその後継であるTLS(Transport Layer Security)が主流ですが、慣習的に「SSL化」と呼ばれています。
常時SSL化を行うことで、ユーザーが入力するフォーム情報や閲覧履歴などの通信内容が第三者に読み取られるリスクを大幅に減らせます。
SSLとHTTPSの違い
SSL(TLS)は暗号化の「技術・仕組み」そのものを指し、HTTPSはその技術を使って通信するプロトコル(通信規約)を指します。混同されがちですが、「SSL証明書を導入し、HTTPS通信に対応させること」が常時SSL化の実態です。
自社サイトのSSL化状況、確認できていますか?
HTTPS化の要否判断やSSL証明書導入のご相談は、Web制作・SEO対策の専門家であるHATAORIにお気軽にお問い合わせください。
※お見積り・ご相談は無料です
なぜ常時SSL化がSEO対策として重要なのか
Googleは2014年、公式ブログにて「HTTPSをランキングシグナルとして利用する」ことを発表しました。これは、HTTPS対応が検索順位に影響しうる要素の一つとして正式に位置づけられたことを意味します。
Googleが公式に表明するランキング要因としてのHTTPS
Googleの公式見解では、HTTPS対応は数あるランキングシグナルの中の一つであり、コンテンツの質や関連性ほど強い影響力を持つわけではないとされています。そのため「HTTPS化さえすれば上位表示される」という単純な話ではありませんが、他の条件が同等であれば有利に働く可能性がある基本的な対策と位置づけられています。
常時SSL化によるSEO以外のメリット
ユーザーの信頼性向上とセキュリティ強化
HTTPS未対応のサイトは、Chromeなどの主要ブラウザでアドレスバーに警告が表示される場合があります。ユーザーが離脱する一因になりかねないため、信頼性の観点からも常時SSL化は重要です。
リファラー情報の引き継ぎ(アナリティクス計測の精度向上)
HTTPSのページからHTTPのページへ遷移する場合、参照元(リファラー)情報が正しく引き継がれないことがあります。サイト全体をHTTPSに統一することで、アクセス解析データの精度を保ちやすくなります。
アクセス解析データが信用できないとお困りの方へ
計測環境の見直しも含め、HATAORIがWebサイトの現状を診断いたします。まずはお気軽にご相談ください。
※お見積り・ご相談は無料です
HTTPS移行時に注意すべきポイント
常時SSL化は「証明書を入れれば終わり」ではなく、移行時にいくつかの落とし穴があります。
- HTTPのURLからHTTPSのURLへ301リダイレクトを正しく設定する
- HTML内で画像やCSS、JSなどをHTTPで読み込んでいる混在コンテンツ(Mixed Content)を解消する
- Google Search Consoleにhttpsのプロパティを追加し、XMLサイトマップを再送信する
- 内部リンクやcanonicalタグの参照先URLをHTTPSに統一する
- 外部サービス(広告タグ・アクセス解析タグなど)の埋め込みコードもHTTPS対応のものに更新する
301リダイレクトの正しい設定
HTTPのURLへのアクセスをHTTPSへ恒久的に転送する301リダイレクトを設定しないと、同一コンテンツが2つのURLで存在する状態(重複コンテンツ)になり、評価が分散する恐れがあります。
混在コンテンツ(Mixed Content)の解消
HTTPSページ内でHTTPの画像やスクリプトを読み込むと、ブラウザが警告を出したり、リソースの読み込みがブロックされたりすることがあります。移行後は必ずページ内のリソースURLを確認しましょう。
Search Consoleでのプロパティ再登録
Search ConsoleはURLのプロトコル単位でプロパティが分かれるため、HTTPS版のプロパティを新たに登録し、インデックス状況を継続して確認する必要があります。
常時SSL化の移行手順(概要)
- SSL証明書を取得し、サーバーに設定する
- サイト内の全URL・リンクをHTTPSに変更する
- HTTPからHTTPSへの301リダイレクトを設定する
- Search Console・アクセス解析ツールにHTTPSプロパティを登録する
- XMLサイトマップを再送信し、インデックス状況を確認する
移行作業は一度に確実に行うことが重要で、中途半端な状態が続くとSEO評価やユーザー体験に悪影響を及ぼす可能性があります。
Webサイト制作・SEO対策なら神奈川県秦野市のHATAORIにお任せください
HATAORIは、SEO対策を前提にデザイナーがデザインし、マーケターが戦略的な構造を設計する、集客効果の出るWebサイト制作を専門としています。
「神奈川県秦野市最安値」をコンセプトに、必要な機能に絞った柔軟なプランをご用意。Webサイト制作からSEO対策、広告運用、デジタルマーケティング支援まで、緑豊かな秦野から全国のお客様の集客をサポートしています。お見積り・ご相談は無料です。
常時SSL化・SEO対策のご相談はHATAORIへ
HTTPS移行の設計から、公開後のSEO運用まで一貫してサポートします。まずはお気軽にご相談ください。
※お見積り・ご相談は無料です
参考文献
- Google Search Central Blog「HTTPS as a ranking signal」
- Google Search Central「Secure your site with HTTPS」
- W3C「Mixed Content」仕様
- 総務省「国民のためのサイバーセキュリティサイト」
この記事を書いた人
- 記事の執筆は、Webマーケティング歴10年以上の専門家3名と、Webデザイナー歴15年の経験豊富なメンバーが所属するHATAORI運営事務局が担当しています。Webマーケティングとデザインの両面から、実践的かつ最新の情報をお届けします。神奈川県秦野市を拠点に、実務経験に裏打ちされた多角的な視点で、貴社のWeb集客を力強くサポートいたします。
最新の投稿
採用活動2026年9月1日ダイレクトリクルーティングとは?始め方と成功のコツを解説
SEO対策2026年8月31日見出しタグ(hタグ)の使い方とは?SEO効果を高める書き方を解説
SEO対策2026年8月31日SEOに強いURLの決め方とは?構造化と命名のポイントを解説
SEO対策2026年8月29日ネガティブSEOとは?被害事例と対策方法をわかりやすく解説
